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「スマホでPDFが見られません」への対応――教えてあげる? ビューアを入れてあげる? いっそPDF不用に変えましょう

イベントや新製品の案内をサイトに載せるとき「詳細はこちらのPDFで」とやっていませんか? このやり方、スマホユーザに嫌われています。すんなりブラウザで見られる形式を使うべきです。PDFから移行する手軽な方法も紹介します。
「スマホでPDFが見られません」 への対応――教えてあげる?

スマホユーザ、とくにAndroid OSの機種の多くは、自分でAdobe Acrobat Reader DCなどのPDFビューアアプリをインストールしないとPDFを表示できません。シニア向けスマホといえばAndroid OSなので、IT慣れしていないであろうこれら機種のユーザは、スマホを買った状態のままではPDFが見られなくてとまどっています。

iPhoneなら標準搭載のブラウザで一応PDFは見られますが、うまく表示できないトラブルが起こっています。PDFファイルのサイズが大きかったり、複雑なレイアウトや図面を含むものだと、表示に時間がかかり過ぎたり、ブラウザが停止したりすることがあります。

こういうとき、わかっている人ならPDFファイルをダウンロードしてPDFビューアで見ます。が、IT慣れしていない人は、①アプリのインストール、②ブラウザでPDFファイルをダウンロード、③PDFビューアでそのファイルを表示させる、④PDFビューアの拡大縮小などの操作をする、という4段階の手順を学ぶ必要があり、それまでは見られません。

調査によると、自分でアプリをインストールしたことがないスマホユーザがかなり多いことがわかっています。やり方がわからないからではなく、「スマホの動作が変になったら怖い」「詐欺やウイルスだったら怖い」という感情が理由という人も多く、それを覆してまでインストールを求めるのは容易ではありません。

さて、「スマホでPDFが見られません」と言われたとき、あなたはどう対応しますか?
「見られるよ!」と、上記を告げて自分で対応することを求めるのもいいでしょう。でも仕事でお客さま(見込み客)にこのような対応をしたら、せっかくの販売チャンスを逃してしまうかもしれません。
PDFビューアをインストールしてあげて、操作方法を教えてあげるのもいいでしょう。お客さま(見込み客)は喜ぶでしょうが、手間がかかりすぎて対応しきれないかもしれません。

PDF→HTML5/SVG変換ツールで“脱PDF”

ということで発想の転換が必要です。PDFがトラブるなら、PDFを使うのをやめてしまえばいいのです。幸いなことにHTML形式の一種であるHTML5やSVGという規格が普及して、ブラウザでも複雑なレイアウトの文書を表示できるようになっています。

すでにPDFファイルがあるのなら、PDF→HTML5/SVG変換ツールで簡単に解決できます。
PDFファイルを変換ツールにかけると、スマホ/タブレット/PCの標準ブラウザで表示できるHTML形式(HTML5やSVG)に変換できます。その後に、変換ツールの出力ファイルをサイトにアップロードすれば作業はほぼ完了です。

PDFをHTMLに変換してサイト掲載する手順

PDFをHTMLに変換してサイト掲載する手順

下図はBuildVuでPDF→HTML5/SVGに変換した実例です。(左)はカタログ、(中)は技術系の単行本、(右)は建築図面です。それぞれの画像をクリックすると、ブラウザで拡大・縮小やページ送りなど、PDFと遜色のない表示ができることをご覧いただけます。

カタログ
技術系の単行本
建築図面

“脱PDF”によって、スマホ初心者、IT初心者にやさしいサイトに変えていきましょう。お手持ちのPDFを変換してお試しいただくことができますので、ぜひご自身でご確認ください(手順は末尾をご覧ください)。

BuildVuについて

BuildVuは、雑誌や図面などをHTML5/SVGで“見た目”どおりに表示するツールとして20年以上の実績があります。PDFからHTML5/SVGへの変換ツール、HTML5/SVGビューアは、ぜひBuildVuにお任せください。
PDFからHTML5/SVGへの変換入門は、こちらをご覧ください

ぜひ今すぐにBuildVuで、あなたのPDFファイルをHTML5に変換してみてください。変換と専用ビューアでの閲覧をこちらからお試しいただけます(メールアドレスの登録不要、無料です)
BuildVuオンラインコンバーター※1
https://www.idrsolutions.com/ja/online-pdf-to-html5-converte

※1 開発元のIDRsolutions社の提供するサービスです。

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