株式会社インターワーク https://www.intwk.co.jp/ AI solution company Wed, 05 Nov 2025 06:50:31 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.3 https://www.intwk.co.jp/wp-content/uploads/2017/09/cropped-INTERWORK_T-1-32x32.png 株式会社インターワーク https://www.intwk.co.jp/ 32 32 中小企業向けAI搭載ビジネスコミュニケーションシステム 「SmartWeb」の提供を11月5日に開始 https://www.intwk.co.jp/2025/11/05/smartweb-now-available/ Wed, 05 Nov 2025 06:50:31 +0000 https://www.intwk.co.jp/?p=22799 報道関係者各位 プレスリリース 2025年11月05日 株式会社インターワーク   中小企業向けAI搭載ビジネスコミュニケーションシステム 「SmartWeb」の提供を11月5日に開始 ~世界4万社以上が利用す […]

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報道関係者各位
プレスリリース

2025年11月05日
株式会社インターワーク

 

中小企業向けAI搭載ビジネスコミュニケーションシステム
「SmartWeb」の提供を11月5日に開始

~世界4万社以上が利用するLiveAgentと最新AI技術FlowHuntを統合、
顧客・取引先対応を一元管理~

株式会社インターワーク(所在地:東京都港区、代表取締役:松井 孝澄)は、中小企業向けにAI技術を搭載した次世代ビジネスコミュニケーションシステム「SmartWeb(スマートウェブ)」の提供を2025年11月5日(水)より開始いたしました。世界40,000社以上で利用されているチケット管理システム「LiveAgent」と最新AI技術「FlowHunt」を統合し、月額2万円から導入可能。顧客対応はもちろん、取引先とのコミュニケーションも一元管理し、24時間365日のAI自動対応により業務効率化を実現します。

「SmartWeb」URL: https://www.smartweb.jp/

 

AIチャットボットのサンプル画面

AIチャットボットのサンプル画面

■提供背景

2024年以降、ChatGPTをはじめとする生成AIの急速な普及により、ビジネスコミュニケーションの在り方が根本的に変化しています。顧客は24時間即座の回答を期待し、取引先との連絡もメール、問い合わせフォーム、SNSと多様化。企業側は顧客対応だけでなく、仕入先、パートナー企業、代理店など、様々なステークホルダーとの増大するコミュニケーションに少人数で対応する必要に迫られています。

多くの中小企業が直面している課題:

・顧客対応・取引先対応の人手不足が深刻化

・社内外のコミュニケーション履歴が散在し、情報共有が困難

・AIチャットボット導入への関心は高いが、高額な初期費用と運用費、専門知識の不足が導入障壁に

・夜間・休日の問い合わせ対応による機会損失

SmartWebは、これらの課題を解決するため、世界で実績のあるLiveAgentとFlowHuntを統合。中小企業でも手軽に導入できる価格設定と、日本人スタッフによる完全サポートを実現しました。

■サービスの特徴

*AIチャットボット – 24時間365日の自動対応

SmartWebのAIチャットボットは、フロー設計ツールのFlowHuntをベースにした柔軟なAI応答システムです。FlowHuntでは、ChatGPTやClaudeなどのLLM(大規模言語モデル)を自由に選択・設定でき、企業ごとの要件に合わせた構築が可能です。(図:AIチャットボットの構成)

自社のWebサイト、FAQ、PDFマニュアル、動画資料などをナレッジベースとして学習し、最新のRAG(検索拡張生成)技術により、顧客からの専門的な質問にも正確で自然な回答を生成します。

また、約100言語に自動対応(設定が必要)し、営業時間外でもスムーズなサポートを実現します。

対応できない質問や、利用者が有人の対応を希望する場合には自動的に担当者チャットへエスカレーションし、担当者がオフラインの場合には自動的に問い合わせフォームへ切り替わる機能を備えています。これにより、顧客を待たせず、常に途切れないサポート体験を提供します。(図:AIチャットボットの動作例)

AIチャットボットの構成

AIチャットボットの構成

AIチャットボットの動作例

AIチャットボットの動作例

*AI自動回答作成 – メール・フォーム・SNSに対応

受信したメール、問い合わせフォーム、SNSメッセージの内容をAIが自動解析し、あらかじめ学習させたナレッジベースから最適な回答案を生成。顧客や取引先からの問い合わせ全般に対応でき、担当者は回答案を確認・微調整するだけで高品質な返信をスムーズに送信できます。

さらに、複数の質問を含む長文メールにも対応可能で、AIが内容を整理し、それぞれの質問に対する回答案を構築します。

また、スパムや業務に関係のない内容を自動で判定し、その場合は回答を生成しないため、不要な対応を削減し、担当者の業務効率を大幅に向上させます。(図:AIメール自動回答作成のサンプル)

*LiveAgentによる一元管理

メール、電話、SNS(Facebook、Instagram、X、LINE等)、チャット、AIチャットボットなど、あらゆるチャネルからの問い合わせを一つの画面で管理し全ての履歴を記録します。顧客からの問い合わせはもちろん、取引先との見積依頼、発注連絡、納期確認など、すべてのビジネスコミュニケーションを一元化。AIチャットから人間の担当者へのシームレスなエスカレーションも可能です。

*日本人スタッフによる完全サポート

SmartWebでは、日本人スタッフがAI設定からナレッジベース構築、初期設定、運用支援までを一貫してサポートいたします。

LiveAgentやFlowHuntなど複数システムの設定を含め、導入企業の要件に合わせて最適な環境を構築。IT担当者が不在の企業でも安心してご利用を開始できるよう、利用開始時点からすぐに使える状態にセットアップします。

導入後も、運用中のチューニングや改善提案、AI応答品質の調整などを継続的に支援いたします。

※FAQ内容の作成や社内資料のご提供など、一部はお客様にご準備いただく必要があります。

■導入効果 – LiveAgent・FlowHuntの実績

世界40,000社以上で利用されているLiveAgentとFlowHuntの導入企業では、以下の効果が実証されています:

・応答時間を最大73%短縮 – AIチャットボットによる即時対応

・問い合わせ対応業務を最大82%削減 – ナレッジベースによる自己解決促進

・初回解決率(FCR)を最大28%向上 – 情報の一元管理による品質向上

・約100言語での自動対応 – 日本語で学習させたAIが多言語で回答

・取引先とのコミュニケーション効率化 – 見積・発注・納期確認等の履歴を一元管理

※実際の効果は導入企業の規模、業種、運用方法により異なります

■ご利用の流れ

1. 無料相談のお申込み

導入相談のお客様:Webサイトの「無料相談」から必要事項をご記入の上お申し込みください

2. ヒアリング・ご提案

お客様の課題や要望をヒアリングし、最適なプランをご提案

3. 初期設定・導入支援

LiveAgent、FlowHuntの設定作業を当社スタッフが実施

4. 運用開始

使い方説明を受けて、すぐに運用開始可能

5. 継続サポート

設定変更や機能追加のご相談、使い方サポートを継続的に提供

■サービス概要

サービス名: SmartWeb(スマートウェブ)

提供開始日: 2025年11月5日(水)

対象   : 中小企業、顧客対応・取引先対応の効率化を図りたい企業

料金   : ・AIチャットボットのみ または AI自動回答作成のみ

初期費用:200,000円~(税別)、月額費用:20,000円~(税別)

・AIチャットボット+AI自動回答作成

初期費用:300,000円~(税別)、月額費用:30,000円~(税別)

申込方法 : Webサイトから無料相談をお申し込み

URL    : https://www.smartweb.jp/

サポートポータル : https://support.smartweb.jp/

YouTube動画   : https://www.youtube.com/watch?v=frmB19r0k58

■今後の展開

当社は、SmartWebを通じて日本の中小企業のDX推進とビジネスコミュニケーションの効率化に貢献してまいります。顧客対応だけでなく、取引先とのやり取りも含めた総合的なコミュニケーション改善を支援し、お客様のフィードバックを基に、AI機能の改善と新機能の開発を継続的に行ってまいります。

2025年度は導入企業の拡大を目指し、業界別のベストプラクティスの共有やユーザーコミュニティの構築を計画しています。

■会社概要

商号   : 株式会社インターワーク

代表者  : 代表取締役 松井 孝澄

所在地  : 〒107-0061 東京都港区北青山3丁目6番7号 青山パラシオタワー11階

設立   : 1990年10月1日

URL    : https://www.smartweb.jp/

https://www.intwk.co.jp/

<事業内容>

当社は、AIソリューション事業およびビジネスコミュニケーションシステムの開発・販売を中心に、国内外の優れたソフトウェア製品を日本市場に提供しています。

●AIソリューション事業・ビジネスコミュニケーションシステム

顧客対応・業務効率化を支援するLiveAgentおよびFlowHuntの日本正規代理店として、Quality Unit社製品の販売、導入支援、サポートを行っています。

●PDF関連ソリューション

英国 IDR Solutions社製 Javaソフトウェア BuildVu(PDF→HTML変換)、JPedal(PDF処理ライブラリ)、JDeli(画像処理ライブラリ)の日本正規代理店として、販売・技術サポートを提供しています。

●リモートサポートツール事業

安全で高機能なリモートサポートツール NTRsupportの販売、開発、サポートを行っています。

※LiveAgent、FlowHuntは Quality Unit社の製品です。

※BuildVu、JPedal、JDeliは IDR Solutions社の製品です。

※ChatGPT、Claudeは各社の登録商標です。

※その他記載の会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

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開発チームに最適なJava画像ライブラリとは? https://www.intwk.co.jp/2025/07/16/%e9%96%8b%e7%99%ba%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ab%e6%9c%80%e9%81%a9%e3%81%aajava%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ Wed, 16 Jul 2025 07:27:29 +0000 https://www.intwk.co.jp/?p=22627 画像処理は現代のJavaアプリケーションにおいて避けて通れない機能の一つです。Webサービスでのサムネイル生成、ドキュメント管理システムでのファイル変換、データ分析での可視化出力など、様々な場面で画像ライブラリの品質がシステム全体の安定性を左右します。

多くの開発チームが最初に手を伸ばすのは、Java標準のImageIOやオープンソースのライブラリでしょう。確かに導入は簡単で、基本的な画像処理には十分に見えます。しかし、プロダクション環境で実際に運用を始めると、思わぬ落とし穴に遭遇することがあります。

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Java標準ImageIOの現実:エンタープライズ用途で押さえておきたい制約と対策

Javaで画像を扱っていると、特定の画像がImageIO.read()で読み込めなかったり、JPEGを書き出した際に色味が変化したり、大量画像バッチでOutOfMemoryErrorやファイルハンドル枯渇に遭遇したりすることがあります。現場からはこうした相談が少なくありません。

標準ImageIOが保証するフォーマットはJPEG/PNG/GIF/BMP/WBMPなどに限られ、TIFFやJPEG2000などは追加プラグイン(JAI、TwelveMonkeys等)が必要です。加えて、カラープロファイルやαチャネルの扱いに既知の注意点があり、品質要件の厳しい業務システムでは検証が欠かせません。

さらに、ImageIOは既定でディスクキャッシュを行い、実装やプラグインによってはネイティブ/オフヒープ資源やメモリマップを利用します。ヒープが十分でもOS側リソース不足やリークで失敗するケースが報告されています。

TwelveMonkeysなどの拡張プラグインを利用する際は、uber/shaded JARでMETA-INF/servicesエントリを正しくマージすること、アプリサーバ環境ではImageIO.scanForPlugins()等で明示ロードすることを忘れないでください。

本番環境ではImageIO.setUseCache(false)等で不要な一時ファイルを抑制し、例外時のリソース解放(ストリーム/ライタdispose)を徹底することで「Too many open files」やメモリリークを未然に防ぐことが重要です。

エンタープライズレベルでJava画像ライブラリを選ぶ際には、以下の要素が不可欠です:

  • 処理の正確性と信頼性 — CMYK JPEG、破損したICCプロファイル、各種圧縮形式を確実に処理できるか
  • プロダクション対応のサポート — バグ修正や技術的な問題に迅速に対応してもらえるか
  • 導入・運用の安全性 — 既存システムへの影響を最小限に抑えて統合できるか

JDeli:エンタープライズ向けJava画像ライブラリの新基準

JDeliは、IDRSolutionsが開発したJava画像ライブラリで、Java開発者のために設計されています。単なる画像処理ライブラリではなく、業務システムに求められる品質と信頼性を提供するソリューションとして開発されています。グローバル企業から中小企業まで、200社以上のアクティブな顧客に採用され、20年以上にわたって蓄積された実績は世界中で証明されています。出版、教育、金融、航空宇宙、人材・採用業界など幅広い分野で活用されており、日本国内でも多くの企業で導入され、その信頼性と実用性が評価されています。

「一般的な画像ライブラリとJDeliの違いは何なのか?」と疑問に思われるかもしれません。その答えは、企業レベルのプロジェクトで使ってみると一目瞭然です。詳細な操作方法については、サポートドキュメントで確認できます。

JDeliがエンタープライズ向けJava画像ライブラリとして優れている5つの理由

1. 開発者直結のプレミアムサポート

JDeliの最大の強みは、日本語の一次サポートを通じて開発元IDRSolutionsの開発者と直接つながるサポート体制です。メールまたはオンラインポータルを通じて、技術的な問題に対して専門知識を持つ開発者から直接回答を得ることができます。オープンソースライブラリがコミュニティサポートに依存し緊急時の対応に不安が残る一方、JDeliでは技術者同士の直接対話による問題解決が可能です。

特に緊急性の高いサポート案件については、プライオリティ・チケットにより、開発者がその案件を優先的に処理され、日本語でのやり取りから英語への翻訳・転送までシームレスに行われるため、言語の壁なく高度な技術サポートを受けられます。

この開発者主導のサポート体制により、詳細な実装知識が社内に蓄積されやすく、一般的な営業担当者を通さない直接的な技術対応が、チーム開発の生産性向上に大きく貢献します。

2. 既存Javaプロジェクトへの簡単な統合

JDeliは完全にJavaで構築されているため、ネイティブコード、JNI、プラットフォーム依存の問題がありません。これにより導入時間が大幅に短縮され、迅速なデプロイメントが必要なチームにとって魅力的な選択肢となります。

Spring、JavaFX、Swing、またはサーバーベースのアプリケーションに簡単に組み込むことができ、ビルドパイプラインにもそのまま載せることができます。レガシーシステムと最新システムの両方を抱えるチームでも、導入障壁はほとんどありません。

3. 高セキュリティと優れたパフォーマンス

JDeliは他のサードパーティJavaライブラリを一切使用しないという設計思想が貫かれています。これにより、チームがJDeliを使用する際に他のソフトウェアのセキュリティ欠陥によるリスクを排除できます。

このサードパーティライブラリに依存しない設計により、サプライチェーン攻撃のリスクポイントを極小化し、セキュリティ脆弱性から生じる問題を根本から回避できます。さらに、他の製品と比較して高度に最適化されており、パフォーマンス比較の詳細はこちらで確認できます。

4. 開発者フレンドリーな出力とフォーマット対応

JDeliは、JPEG、PNG、TIFFなどの一般的な形式から、AVIF、HEIC、JPEG XLなどの新しい形式まで、幅広い画像フォーマットをサポートしています。外部システムやサードパーティライブラリへの呼び出しなしに、これらの形式を処理できることは、開発チームにとって大きな価値です。

市場にある多くの「ブラックボックス」的なツールとは異なり、JDeliはチームがコントロールできる詳細な出力を提供し、既存のアプリケーションアーキテクチャに自然に統合できます。

5. 「見積もり不要」の明快で透明な価格体系

多くの企業が抱える料金体系の複雑さをJDeliは根本から解決しています。競合他社とは異なり、専任の営業チームを置かず、「営業」として話をするのは開発者自身です。

ITチームがどの価格プランを選ぶべきかを理解しようとする際の苛立ちと苦痛を知っているからこそ、JDeliの価格設定は明確で理解しやすく、チームが迅速にコストを計算できるようになっています。

サーバーライセンス、配布ライセンス、またはカスタムライセンスでの使用が可能で、すべての料金が透明性を持って提示されているため、予算承認プロセスがスムーズに進みます。

結論:開発チームの生産性を最大化する選択

JDeliは優れたエンタープライズ向けJava画像ライブラリです。プレミアムサポート、既存のJavaプロジェクトへの簡単な統合、高いセキュリティ、優れたパフォーマンス、そしてシンプルな商用価格プランを提供します。

無料のソリューションには見えないコストが伴います。自己保守に費やす時間やサードパーティパッケージを呼び出すリスクなどを考慮すると、商用ライブラリへの投資は長期的には費用対効果の高い選択となります。

開発チームが画像処理の課題から解放され、本来の価値創造に集中できる環境を求めているなら、JDeliは検討すべき選択肢の筆頭に挙げられるでしょう。技術的な課題を技術者が直接サポートし、透明性の高い価格設定で導入判断を迅速化できる——それがJDeliがエンタープライズレベルのプロジェクトから信頼される理由なのです。

製品版と同等の無料のトライアルを是非こちらからお試しください。

あなたはJava開発者で、画像ファイルを扱っていますか?

				
					// Read an image
BufferedImage image = JDeli.read(bmpImageFile);
 
// Write an image
JDeli.write(myBufferedImage, "bmp", outputStreamOrFile);
				
			

Javaで画像ファイルを扱う開発ツール(SDK)をお探しのみなさま、効率のよい開発作業のためにJDeliがきっとお役に立つことと思います。JDeliは無料で試用していただけますので、まずはお試しのうえ、ぜひ導入をご検討ください。

JDeliでのシステム開発やプログラミング、無料トライアルの情報はこちらをご覧ください。技術的なことから費用面まで、ご質問・ご相談もこちらからお寄せください。

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開発チームに最適なJava PDFライブラリとは? https://www.intwk.co.jp/2025/07/10/%e9%96%8b%e7%99%ba%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ab%e6%9c%80%e9%81%a9%e3%81%aajava-pdf%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ Thu, 10 Jul 2025 08:44:40 +0000 https://www.intwk.co.jp/?p=22496 「オープンソースで十分じゃない?」
そう考えるエンジニアは少なくありません。確かに無償のライブラリは機能が豊富で、改変も自由です。しかしバグ修正やセキュリティパッチを自分たちで追い続ける労力、サードパーティのパッケージを呼び出すリスク、そしてライセンス条件の判断に迷う時間などを考えると、コードを書かない"隠れコスト"が静かに膨らんでいきます。

「保守や脆弱性対応に追われて本来の開発が進まない!」

そんな声が聞こえてきたら、商用ライブラリへの切り替えどきかもしれません。

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オープンソースライブラリの現実と限界

Java開発者なら一度は使ったことがあるであろう無償のPDFライブラリ。多くのプロジェクトで採用されているオープンソースソリューションは確かに魅力的です。 しかし現実には、高性能で豊富な機能セットを持つライブラリほど習得に時間がかかり、商用版は高額になる可能性があります。さらに、オープンソース版にはライセンス制限があり、特にクローズドソースアプリケーションで使用する場合は商用バージョンが必要となり、ライセンス判断に頭を悩ませるチームは決して少なくありません。 さらに重要なのは、すべての機能がサポートされているわけではないという現実です。IT部門が支援業務である企業にとって、関連するコストと機能制限のバランスを取るのは困難な課題となっています。

「良い商用PDFライブラリ」に欠かせない4条件

企業の開発チームがPDFライブラリを選ぶ際、次の要素が欠かせません:

1. 即レスポンスの手厚いサポート

チームプロジェクトは通常大規模なので、商用ライセンスを必要とする可能性が高い。企業はサプライヤーと何年も働く可能性があるため、サポートとコミュニケーションが重要です。バグがチームの製品、ひいては顧客体験に影響を与える問題を解決する責任がプロバイダーにあります。

2. 既存プロジェクトにスムーズに組み込める純粋なJava実装

ライブラリを既存のプロジェクトに統合しやすくすることで、導入時間を短縮できるため、開発効率の向上に直結します。

3. 余計な依存関係を排した高いセキュリティと高速処理

ライブラリが十分に安全でなければ、大規模なプロジェクトを抱えるチームも採用すべきではない。大量のユーザーに影響を与える可能性が高いからです。

4. 見積りに時間を取られないシンプルで透明な価格体系

ITチームがどの価格プランを選ぶべきかを理解しようとする際の苛立ちと苦痛を知っているからこそ、明確で理解しやすい料金設定が求められます。 これらを満たす製品を探すと、最終的に残る選択肢は意外なほど少なくなります。

JPedal―― 企業開発チームのために設計された高性能Java PDF SDK

IDRSolutionsの JPedal は、20年以上にわたって開発されたJava PDFライブラリで、世界中の大企業で使用されている 100% Pure Java のPDFライブラリです。ビューア、画像変換、テキスト抽出、印刷、署名までワンストップでこなします。

1.開発者直結のプレミアムサポート

JPedalの最大の強みは、日本語の一次サポートを通じて社内開発者と直接つながるサポート体制です。オープンソースライブラリがコミュニティサポートに依存し緊急時の対応に不安が残る一方、JPedalでは技術者同士の直接対話による問題解決が可能です。「プライオリティチケット」機能により重要案件は優先的に処理され、日本語でのやり取りから英語への翻訳・転送までシームレスに行われるため、言語の壁なく高度な技術サポートを受けられます。 この開発者主導のサポート体制により、詳細な実装知識が社内に蓄積されやすく、一般的な営業担当者を通さない直接的な技術対応が、チーム開発の生産性向上に貢献します。

2.jarファイル追加だけで統合完了のピュアJava設計

JPedalは完全にJavaで構築されているため、クロスプラットフォームで、Spring、JavaFX、Swing、またはサーバーベースのアプリに簡単に組み込むことができ、Java 8+と互換性がある設計となっています。 ビルドパイプラインにもそのまま載せられ、JPedalはJava 17を最小要件としつつ、Javaのマルチリリースjar機能を使用して後のバージョンも活用しているので、レガシーと最新の両方を抱えるチームでも導入障壁はほとんどありません。

3.依存ゼロが生むセキュリティと高速性

JPedal Viewerはオプションで依存関係としてFlatLAFを使用できます。それ以外では、JPedalは他のサードパーティJavaライブラリを一切使用しないという設計思想が貫かれています。これにより、チームがJPedalを使用する際に他のソフトウェアのセキュリティ欠陥によるリスクを軽減できます。 このサードパーティライブラリに依存しない設計により、他のソフトウェアのセキュリティ脆弱性から生じる問題を排除し、サプライチェーン攻撃のリスクポイントを極小化しています。さらに、大きなドキュメントでも高速レンダリングとメモリ管理が最適化されており、バッチ処理パイプラインに適しています。そのため、バッチ変換やクラウドサーバー上の大量処理においても、パフォーマンスチューニングに費やす時間を大幅に削減できます。

4.「見積もり不要」の明快で公正な価格体系とライセンスの明確性

多くの企業が抱える料金体系とライセンスの複雑さをJPedalは根本から解決しています: JPedalの価格は明確で分かりやすく、サーバーライセンスは165,000円(税込)、OEMライセンスは1,650,000円(税込)の一回払い。2年目以降はアップデートとサポート費用をオプションで購入可能です。

※価格は2025年7月時点のものです。価格は事前の通知なしに変更される場合があります。

従来はテキスト抽出用とPDF作成・操作用で別々のライブラリが必要でしたが、現在は機能の境界線が曖昧になっています。特にAGPLライセンスのライブラリでは、クローズドソースアプリケーションでの使用には商用版が必要となり判断に迷うケースが多いですが、JPedalはこの複雑さを排除。全ての料金はウェブサイトに公開されており、見積り依頼なしで即座にコスト計算ができるため、予算承認プロセスがスムーズに進みます。

結論:チームの生産性を最大化する選択

無料のソリューションには見えないコストが伴います。自己保守に費やす時間やサードパーティパッケージを呼び出すリスクなどを考慮すると、商用ライブラリへの投資は長期的には費用対効果の高い選択となります。 JPedalは単なるライブラリではなく、プレミアムサポート、既存のJavaプロジェクトへの簡単な統合、高いセキュリティ、優れたパフォーマンス、シンプルな商用価格プランを提供する、チーム開発に最適化されたソリューションです。 開発チームがPDF処理の課題から解放され、本来の価値創造に集中できる環境を求めているなら、JPedalは検討すべき選択肢の筆頭に挙げられるでしょう。技術的な課題を技術者が直接サポートし、透明性の高い価格設定で導入判断を迅速化できる——それがJPedalが20年以上にわたって世界中の企業から信頼され続ける理由なのです。

コードをお探しですか?


// Viewer example
Viewer viewer = new Viewer();
viewer.setupViewer();
viewer.executeCommand(
        ViewerCommands.OPENFILE,
        "pdfFile.pdf");
    

PDFビューア Java API の詳細を見る

PDFアプリ開発ツール(SDK)をお探しのみなさま、効率のよい開発作業のためにJPedal、BuildVu、JDeliがきっとお役に立つことと思います。
これら3製品は無料で試用していただけますので、まずはお試しのうえ、ぜひ導入をご検討ください。
JPedal、BuildVu、JDeliのシステム開発やプログラミング、無料トライアルの情報は下記の各製品のトライアルページをご覧ください。技術的なことから費用面まで、ご質問・ご相談も各製品ページの問合せボタンからお寄せください。

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サポートサービスのサーバ移行に伴うお問い合わせフォーム一時停止のお知らせ https://www.intwk.co.jp/2025/07/09/%e3%82%b5%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%93%e3%82%b9%e3%81%ae%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%90%e7%a7%bb%e8%a1%8c%e3%81%ab%e4%bc%b4%e3%81%86%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%82%8f/ Wed, 09 Jul 2025 02:30:00 +0000 https://www.intwk.co.jp/?p=22461 お客様各位 いつも弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。 サポートサービスのサーバ移行に伴い、下記の期間中は一部のお問い合わせフォームをご利用いただけません。 ■ サーバ移行期間 2025年7月10日(木) […]

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お客様各位

いつも弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。

サポートサービスのサーバ移行に伴い、下記の期間中は一部のお問い合わせフォームをご利用いただけません。

■ サーバ移行期間
2025年7月10日(木) 15:00 ~ 22:00

■ ご利用いただけないサービス
・LiveAgentのサポートポータルおよびお問い合わせフォーム
・弊社ホームページからのお問い合わせフォーム
・BuildVuサポートポータルからのお問い合わせフォーム
・JPedalサポートポータルからのお問い合わせフォーム
・JDeliサポートポータルからのお問い合わせフォーム

※以下のサービスは通常通りご利用いただけます:
・BuildVu、JPedal、JDeliの各サポートポータルの閲覧
・NTRsupportのサポートポータルおよびお問い合わせフォーム

ご不便をおかけいたしますが、サポートサービスの品質向上のため、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

サーバ移行完了後は、通常通りすべてのお問い合わせフォームをご利用いただけます。

今後とも、より一層のサービス向上に努めてまいります。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

よろしくお願い申し上げます。

株式会社インターワーク

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開発チームに最適なPDF-HTML変換ツールとは? https://www.intwk.co.jp/2025/07/07/%e9%96%8b%e7%99%ba%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ab%e6%9c%80%e9%81%a9%e3%81%aapdf-html%e5%a4%89%e6%8f%9b%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ Mon, 07 Jul 2025 04:51:03 +0000 https://www.intwk.co.jp/?p=22432 開発チームに最適なPDF-HTML変換ツールとは?PDFからHTMLへの変換において開発者が直面する課題と、それを解決するBuildVuの特長を解説。正確な変換品質、スケーラビリティ、セキュリティ、開発者フレンドリーな出力、そしてシンプルな料金体系で、チーム開発の効率を高める方法をご紹介します。

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開発チームのための優れたPDF to HTMLツール:何を選ぶべきか?

PDFからHTMLへの変換は一見シンプルな作業のように思えますが、チーム開発の現場ではいくつかの重要な課題が浮上します。個人プロジェクトでは許容されるような小さな変換ミスも、プロフェッショナルな環境では致命的な問題になりかねません。

例えば、金融機関のレポートでは表の数値が正確に変換されなければ、誤った情報が伝わる可能性があります。教育分野では、複雑な図表やフォーマットが崩れると、学習体験に悪影響を及ぼします。チーム開発では、このような品質の問題に加えて、効率的なワークフローの構築も重要な課題です。

開発チームがPDF to HTMLソリューションを選ぶ際には、以下の重要な要素を考慮する必要があります:

  • 変換の正確さと忠実さ — 複雑なレイアウト、表、画像が正確に再現されるか
  • コラボレーション機能と統合オプション — チームの既存ツールとシームレスに連携できるか
  • パフォーマンスとスケーラビリティ — 大量のファイルを効率的に処理できるか

BuildVu:開発者のために設計されたツール

BuildVuはIDRSolutionsが開発した、開発チーム向けのPDF to HTML変換エンジンです。単なる変換ツールではなく、開発ワークフローに組み込める柔軟なソリューションとして設計されています。出版、教育、金融、航空宇宙、人材・採用など多様な業界で採用され、ピアソン、アカデミア、ルフトハンザ・グループといったグローバル企業からの信頼を獲得しています。日本では弊社が総代理店として、販売と一次サポートを行っており、様々な企業や組織にご利用頂いております。

「一般的な変換ツールとBuildVuの違いは何なのか?」と疑問に思われるかもしれません。その答えは、使ってみると一目瞭然です。詳細な実装方法や技術仕様については、サポートドキュメントで確認できます。

BuildVuの変換サンプル

カタログ
技術系の単行本
建築図面

BuildVuが開発チームの課題を解決する5つの理由

チームスケーラビリティ

2024年3月のアップデート以降、BuildVuは飛躍的な進化を遂げました。セルフホスティングサーバーライセンスまたはエンタープライズライセンスを取得すれば、どんな巨大なPDFファイルでも処理可能になりました。チームの成長や案件の規模に合わせて、柔軟にスケールできるのは大きな強みです。

比類のない変換品質

BuildVuは単に「変換できる」だけでなく、「正確に変換する」ことにこだわっています。不正確な変換、肥大化した出力、誤処理されたファイルの問題から解放されるでしょう。20年以上のPDF技術開発と14年にわたるBuildVu改良の歴史が、この品質を支えています。技術文書や図表の多いコンテンツでも、原本の意図を損なうことなく変換できるのは、開発チームにとって大きな価値です。

セキュリティと開発環境への統合

機密性の高いドキュメントを扱うプロジェクトでは、セキュリティが最優先事項です。BuildVuなら、チームは自社サーバー上で安全に変換処理を行えます。また、多様なプログラミング言語やコマンドラインツールに対応した強力なAPIを提供しているため、既存の開発ワークフローにシームレスに統合できます。これにより、開発効率の向上とセキュリティリスクの軽減を同時に実現できるのです。

開発者フレンドリーな出力

BuildVuが生成するHTMLは、クリーンで構造化されており、開発チームが後処理を行いやすい設計になっています。CSSでのカスタマイズや、変換されたコンテンツをWebアプリケーションに統合するのも簡単です。市場にある多くの「ブラックボックス」的なツールとは異なり、BuildVuはチームがコントロールできる詳細な出力を提供します。これにより、ブランディングやUIの一貫性を保ちながら、PDFコンテンツを活用できるのです。

エンジニア視点の料金プラン

多くの企業では、新しいツールの導入を検討する際、料金体系の複雑さに頭を悩ませることがあります。BuildVuでは、そのような問題を解消するため、シンプルで透明性の高い料金設定を採用しています。さらに特筆すべきは、専任の営業チームを置かず、開発者が直接サポートを提供している点です。技術的な質問に対して、技術者から直接回答が得られるため、コミュニケーションの齟齬がなく、問題解決がスムーズです。 ※日本国内では、日本のサポート担当者と開発元の開発者が共に対応します。

結論:開発チームの作業効率を高めるための選択

PDF to HTML変換は、見た目以上に複雑な課題をはらんでいます。BuildVuは、その課題に正面から取り組み、開発チームに最適化されたソリューションを提供しています。ピクセルパーフェクトな変換精度、効率的な一括処理機能、柔軟なデプロイメントオプション、そして開発者が理解しやすいクリーンなHTML出力。これらの特長が、多くの開発チームからの支持を集める理由です。

あなたのチームのプロジェクトに最適なPDF to HTMLソリューションを探しているなら、BuildVuをこちらから試してみてください。技術的な課題を解決し、より価値の高いプロダクト開発に集中できるようになるはずです。

BuildVuについて

BuildVuは、雑誌や図面などをHTML5/SVGで“見た目”どおりに表示するツールとして20年以上の実績があります。PDFからHTML5/SVGへの変換ツール、HTML5/SVGビューアは、ぜひBuildVuにお任せください。
PDFからHTML5/SVGへの変換入門は、こちらをご覧ください

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X(旧Twitter)をはじめました。 https://www.intwk.co.jp/2025/01/07/x%ef%bc%88%e6%97%a7twitter%ef%bc%89%e3%82%92%e3%81%af%e3%81%98%e3%82%81%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/ Tue, 07 Jan 2025 13:40:46 +0000 https://www.intwk.co.jp/?p=22275 株式会社インターワークの公式X(旧Twitter)アカウントが始動しました! 当社は、情報技術とAIを活用し、DXや業務効率化を支援する製品を提供しています。 主な製品には、顧客サポートを強化する「LiveAgent」、 […]

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当社は、情報技術とAIを活用し、DXや業務効率化を支援する製品を提供しています。

主な製品には、顧客サポートを強化する「LiveAgent」、リモートサポートツールの「NTRsupport」、PDFや画像処理を革新する「BuildVu」「JPedal」「JDeli」、そして先進的なAIツール「FlowHunt」などがあります。

最新情報や製品の詳細は、公式アカウント(@interwork_corp)で随時発信してまいります。

ぜひフォローして、最新情報をお見逃しなく!

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AIチャットボットを導入しました https://www.intwk.co.jp/2024/12/30/ai%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%9c%e3%83%83%e3%83%88%e3%82%92%e5%b0%8e%e5%85%a5%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/ Mon, 30 Dec 2024 08:12:44 +0000 https://www.intwk.co.jp/?p=22078 BuildVuの製品・サポートポータルにQuality Unit社のAIツール「FlowHunt」を活用したチャットボットを導入。Claude 3.5 Sonnetを採用し、ウェブサイトの自動学習、各種ドキュメントの学習、LiveAgentとの連携などの機能を提供。専門的な質問への対応が可能で、必要に応じてライブチャットや問い合わせフォームでの人的サポートも実施。インターワークではFlowHuntを用いたAIチャットボットの受託開発も行っています。

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BuildVuの製品ページサポートポータルに、提携先のQuality Unit社のAIツール「FlowHunt」を活用したAIチャットボットを導入しました。このAIは、製品ページ、サポートページ、ブログ記事の内容を学習し、それに基づいて回答を提供します。LLMにはAnthropic AIのClaude 3.5 Sonnetを採用しています。

FlowHuntのAIチャットボットの主な特長:

  • ウェブサイトの内容を定期的にクロールし、自動学習を行います。
  • 回答に問題がある場合は、元のWebコンテンツを修正して改善します。
  • 独自のFAQを作成し、特定の質問に対応することもできます。(今回は未使用)
  • PDFやWordなどの各種ドキュメントも学習対象となります。(今回は未使用)
  • ヘルプデスクソフトのLiveAgentなど、他のツールとスムーズに連携できます。
  • ウェブコンテンツの学習により、専門的な質問にも対応可能です。

チャットボットで対応できない場合や、直接のご相談をご希望の際は、ライブチャットまたは問い合わせフォームを通じて担当者がサポートいたします。

AIチャットボット開発はじめます

株式会社インターワークでは、このFlowHuntを利用した、高機能でかつリーズナブルなAIチャットボットの受託開発も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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年末年始営業のご案内 https://www.intwk.co.jp/2024/12/20/%e5%b9%b4%e6%9c%ab%e5%b9%b4%e5%a7%8b%e5%96%b6%e6%a5%ad%e3%81%ae%e3%81%94%e6%a1%88%e5%86%85202412/ Fri, 20 Dec 2024 08:54:39 +0000 https://www.intwk.co.jp/?p=22056 お客様各位 本年は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。 来年も弊社一同、より一層ご満足いただけるサービスをご提供できますよう邁進する所存でございますので、引き続きご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 さて、誠に […]

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お客様各位

本年は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。

来年も弊社一同、より一層ご満足いただけるサービスをご提供できますよう邁進する所存でございますので、引き続きご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

さて、誠に恐縮ではございますが、弊社の年末年始の営業を下記の通りとさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

年内営業 2024年12月27日(金) 17:00まで
年始営業 2025年1月6日(月) 10:00から

休業期間
2024年12月28日(土) ~ 2025年1月5日(金)

休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、2025年1月6日(月)10:00以降の対応とさせていただきます。

お問い合わせは、下記各サポートポータルの「お問い合わせ」フォームをご利用ください。

NTRsupportサポートポータル
https://ntr.liveagent.jp/

LiveAgentサポートポータル
https://support.intwk.co.jp/liveagent/

BuildVuサポートポータル
https://www.intwk.co.jp/knowledge-base/

JPEDALサポートポータル
https://www.intwk.co.jp/jpedal-portal/

JDELIサポートポータル
https://www.intwk.co.jp/jdeli-portal/

お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

株式会社インターワーク

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PDFを「見せたい」なら、HTMLへの変換が大事! https://www.intwk.co.jp/2024/12/10/pdf%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%81%9b%e3%81%9f%e3%81%84%e3%81%aa%e3%82%89html%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%a4%89%e6%8f%9b%e3%81%8c%e5%a4%a7%e4%ba%8b/ Tue, 10 Dec 2024 04:00:29 +0000 https://www.intwk.co.jp/?p=21795 ビジネスの現場で、顧客やパートナーに「見せたい」PDF資料があることは多いでしょう。営業資料、研究結果、提案資料、調査レポートなど、PDFは一貫した見た目で情報を伝えるのに優れています。しかし、PDFには閲覧環境やデバイスによって使いにくさを感じることもあります。例えば、混み合った通勤電車の中で見込み客がスマートフォンで資料を確認しようとしても、PDFでは快適に閲覧できないかもしれません。そんなときに役立つのが、BuildVuを活用したPDFからHTMLへの変換です。

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PDFとHTMLの特長と使い分け

PDFとHTMLは、それぞれ異なる強みを持ち、「見せたい」シーンに応じて適切に使い分けることで、情報の伝達効果を最大化できます。

PDFが適している場合

  • 一貫したレイアウト: どのデバイスでも一貫したフォーマットで表示され、印刷用にも最適です。
  • 契約書や公式文書: 正式な文書やレイアウトの保持が重要な場合に適しています。
  • 印刷用途: 高品質な印刷が可能で、書式の崩れがありません。
  • オフラインでの利用: 一度ダウンロードすればオフラインでも閲覧可能です。

HTMLが適している場合

  • ウェブ検索での発見性: 検索エンジンによるインデックス化が容易で、検索結果に表示されやすいです。
  • 複数ドキュメントの検索: 素早い検索とナビゲーションが可能で、必要な情報に即座にアクセスできます。
  • 頻繁な更新が必要な場合: 情報の更新が容易で、常に最新のコンテンツを提供できます。
  • モバイル閲覧: スマートフォンやタブレットでも快適に閲覧できます。

従来、PDFファイルのHTML変換は困難な作業でした。Adobe Acrobatの変換機能を使用しても、デザインが崩れたり、ほとんどの要素が画像化されてしまい、PDFの読みやすさとデザインを保ちながらHTMLの閲覧性や検索性を実現することは難しい状況でした。しかし、BuildVuを使用することで、これらの課題を簡単に解決できます。

BuildVuでPDFをHTMLに変換するメリット

BuildVuを使ってPDFをHTMLに変換することで、「見せたい」資料をより効果的に届けるための多くのメリットが得られます。

1. 見たい資料を素早く「見せる」

HTMLに変換された資料は、ブラウザで即座に表示可能です。ユーザーはダウンロードを待つことなく、見たいページにすぐにアクセスできます。

2. デザインの保持と視覚的な魅力の向上

BuildVuでHTMLに変換すると、PDFのデザインやレイアウトが忠実に再現されます。表やグラフ、イラストといった視覚的要素をそのまま保ちながら、Web上で閲覧することができます。

3. モバイルフレンドリーな閲覧

BuildVuで変換されたHTMLはスマートフォンやタブレットでも快適に閲覧できます。専用のJavaScriptビューアやピンチによるズーム機能により、あらゆるデバイスで最適に表示されます。

4. 情報アクセスの迅速化と検索の利便性

HTML化された資料は検索エンジンにインデックスされるため、ユーザーは求めている情報に素早くアクセスできます。社内ポータルサイトや顧客向けのウェブサイトでの資料検索性が大幅に向上します。

5. 情報の鮮度を保つ

HTML化することで、資料の更新が容易になり、常に最新情報を顧客や関係者に提供することが可能です。PDFでは古いバージョンが使用され続けるリスクがありますが、HTMLならば常に最新の情報にアクセスしてもらえます。

どのように見せられるの? ユーザ体験をしてみよう

ここでは、プレゼンテーション資料やビジネス文書をBuildVuでHTML化した場合の具体的な表示例と機能をご紹介します。プレゼンテーションモードでは直感的な操作性と見やすさを重視し、資料・報告書モードでは検索性と閲覧性を重視した表示方法を実現しています。それぞれの特徴を実際の画面とともにご覧ください。

プレゼンテーション資料編:

BuildVuのPresentation Modeで変換したプレゼンテーション資料をご紹介します。このモードは、プレゼンテーションの閲覧に最適化されています。PCでは右下から全画面表示に切り替えられ、画面をクリックするだけで次のスライドに進めます。TeamsやZoomでプレゼンテーションを行う場合も、ブラウザーの画面共有だけで簡単に資料を表示できます。スマートフォンでは画面をタップして次のページに進むので細かな操作は必要ありません。また、横向き表示時にはピンチ操作でズームを調整して見やすさを最適化できます。

プレゼンテーション MANAGEMENT COMMUNICATION を表示

  • PCで、プレゼンテーションを開く、右下のボタンは全画面表示。PCではキーボード操作もでき←矢印キーで前にも戻れる。
  • スマートフォンでのプレゼンテーションの表示。横向きにして、ピンチして拡大し見やすい表示に変えて、後は画面のタップで次ページに送ります。

資料・報告書編:

Complete Modeは、ビューアのすべての機能を備え、多ページの資料や報告書、書籍の閲覧に最適化されたビューアです。見開きページではマガジン形式で表示され、読みやすさが向上します。また、サムネイル表示、目次(しおり)表示、全文検索にも対応しています。HTML化の大きな利点として、メールやメッセージで特定のページをURLで簡単に共有できます。

令和5年版情報通信白書 (72ページ 第4章ICT市場の動向 第1節 ICT産業の動向)を表示 ※1

  • Complete Mode:左上でサムネイル表示や検索、目次。上部のメニューではページ送りやズーム、表示モード切替ができる。

図面編:

設計図や図面をPDFで扱うと読み込みに時間がかかり、現場でのモバイル閲覧が特に困難です。BuildVuで図面をHTMLに変換することで、タブレットでの現場閲覧がスムーズになります。変換後のHTMLは400%までの拡大表示に対応しているため、ほとんどの場合、紙の図面やPDFファイルを持ち運ぶ必要がありません。図面内のテキストも検索可能なため、大量の図面の中から必要なものを現場ですぐに見つけることができます。

  • 図面内のテキストも検索でき、最大400%までの拡大表示もできる。

まとめ

本記事では、PDFとHTMLの特性を詳しく見てきました。PDFは印刷品質と一貫性に優れ、HTMLはモバイル対応と検索性に強みがあります。BuildVuを活用することで、これら両方の利点を最大限に活かし、状況に応じて適切なフォーマットで情報を提供できます。特に、顧客への提案資料や技術文書など、「見せたい」コンテンツを効果的に届けるためのソリューションとして、BuildVuによるHTML変換は大きな可能性を秘めています。

BuildVuについて

BuildVuは、雑誌や図面などをHTML5/SVGで“見た目”どおりに表示するツールとして20年以上の実績があります。PDFからHTML5/SVGへの変換ツール、HTML5/SVGビューアは、ぜひBuildVuにお任せください。
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オンラインでPDFからHTMLに変換

※1 開発元のIDRsolutions社と株式会社インターワークの提供するサービスです。

※1 出典:「令和5年版情報通信白書」(総務省)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/pdf/index.html
licensed under CC BY 4.0
https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja

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タグ付きPDF入門:試して分かった!AI活用とアクセシビリティ https://www.intwk.co.jp/2024/12/05/%e3%82%bf%e3%82%b0%e4%bb%98%e3%81%8dpdf%e5%85%a5%e9%96%80ai%e6%b4%bb%e7%94%a8%e3%81%a8%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%bb%e3%82%b7%e3%83%93%e3%83%aa%e3%83%86%e3%82%a3/ Thu, 05 Dec 2024 01:00:12 +0000 https://www.intwk.co.jp/?p=21640 タグ付きPDFの仕様が策定されてから20年以上が経過しましたが、この構造化技術はあまり注目されることなく時が過ぎてきました。しかし、AI時代の到来により状況は一変しています。ChatGPTなどのAIによる文書理解において、タグ付きPDFはタグなしのPDFと比較して、驚くほど正確な解析を実現できることが明らかになってきました。アクセシビリティから文書解析、HTMLへの変換まで—長年活用されていなかったタグ付きPDFが、AI時代の文書活用に新たな可能性をもたらす具体的なメリットを、実例とともに細かく解説していきます。

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タグ付きPDFとは?

タグ付きPDFは、PDF文書内の構造や要素に「タグ」を付与することで、その意味や役割を明確に示した形式です。この「タグ」により、文書が視覚的な見た目だけでなく、コンピュータやプログラムがその構造や要素を正確に読み取れる形に整理されています。

タグ付きPDFが示す情報例:

  • 見出し(H1、H2など)
  • 段落(P)
  • リスト項目(LI)
  • 画像(代替テキスト付き)
  • 表(行、列、セルの構造を明示)

これにより、タグ付きPDFは「論理構造を持つデータ」として文書を扱うことが可能になります

一般的なPDFとの違い

通常のPDFは、文字や画像の配置が座標データとして保存されているだけで、文書の構造(例: どこが見出しでどこが段落か)は人間の目には分かっても、プログラムには理解できません。一方、タグ付きPDFでは、文書の構造や意味を「タグ」として内部的に記録するため、文書の内容をコンバーターやシステムが正確に理解・処理できる形式となっています。

例えば、見た目が同じ「表」でも、タグ付きPDFでは「これは表」「このセルは見出し」といった情報が記録されます。そのため、視覚障害者向けのスクリーンリーダーやAIによるデータ解析で、内容を適切に認識できます。

PDFの進化とタグ付きPDFの登場

PDFは1993年にAdobeが開発した、デバイスに依存せず見た目を維持できる文書形式です。2001年のPDF 1.4で文書構造を示すタグ機能が導入され、アクセシビリティと再利用性が向上しました。2017年にはPDF 2.0として国際標準化され、タグ機能がさらに強化されています。

※PDF 2.0は2024年現在、PDFの最新バージョンであり、タグ機能のさらなる強化が行われています

タグの論理構造ツリーとは?

タグ付きPDFは、文書の内容を階層的な「ツリー構造」で整理する仕組みを持っています。この構造を「論理構造ツリー」と呼びます。論理構造ツリーでは、文書内の各要素(見出し、段落、画像、表など)が親子関係を持ちながら整理され、文書全体の構造を明確に示します。

この仕組みにより、PDFビューアやプログラムが文書内容を効率的かつ正確に解釈することができます。たとえば、スクリーンリーダーは論理構造ツリーを基に、文書を正しい順序で読み上げます。

ツリー構造の基本例

論理構造ツリーの基本的な考え方は、HTMLのDOM(Document Object Model)に似ています。文書全体が「ルート」ノードとなり、その下に各要素が階層的に配置されます。

以下は、簡単な文書の論理構造ツリーの例です:

文書例:
				
					文書タイトル:タグ付きPDFの概要

見出し1:タグ付きPDFとは?
段落:タグ付きPDFは文書内の構造を明確にする仕組みです。

見出し2:論理構造ツリー
段落:文書の構造を階層的に整理したものです。
画像:ツリー構造のイメージ

				
			
論理構造ツリーの表現:
				
					<Root> (文書全体)
│
├── <H1> タグ付きPDFとは?
│   └── <P> タグ付きPDFは文書内の構造を明確にする仕組みです。
│
├── <H1> 論理構造ツリー
│   ├── <P> 文書の構造を階層的に整理したものです。
│   └── <Figure> 画像(代替テキスト:ツリー構造のイメージ)

				
			
  • <Root>: 文書全体のルートノード。
  • <H1>: 見出しタグ。文書のセクションを明確に示します。
  • <P>: 段落タグ。セクション内の本文を記載します。
  • <Figure>: 画像タグ。画像の代替テキストが付与されます。

要素の役割と関係性

  1. 親子関係:
    各セクション(<H1>)は「親ノード」となり、その下に具体的な内容(段落や画像など)が「子ノード」としてぶら下がります。
  2. 順序:
    ツリー構造では、文書内の各要素の順序が明示されるため、内容がどの順番で表示・解釈されるべきかが明確です。
  3. 再利用性:
    この構造を持つことで、文書をHTMLやXMLに変換する際も、見出しや段落、画像といった役割が保持されます。

タグ付きPDFは例えばAdobe AcrobatやJPedalなどのPDFツールでツリー構造を見ることができます。

タグ付きPDFのメリット

デジタル化が進む現代のビジネス環境において、PDFは重要なドキュメント形式として広く使用されています。しかし、従来のPDFには文書構造の明確化や再利用性において課題がありました。タグ付きPDFは、アクセシビリティからAI対応まで、現代のデジタルニーズに応える革新的な解決策として注目を集めています。以下では、タグ付きPDFがもたらす6つの重要なメリットについて詳しく解説します。

  1. アクセシビリティの向上
    • 視覚障害者が使用するスクリーンリーダーで、文書の正しい読み上げ順序が確保されます。
    • 画像には代替テキストを設定することで、画像の内容も伝えることが可能になります。
  2. データ解析とAI対応
    • タグ情報があることで、文書の構造をAIや検索エンジンが正確に解釈し、効率的な情報抽出が可能になります。
    • 自然言語処理(NLP)や機械学習のデータソースとしても優れています。
  3. 検索エンジン最適化(SEO)
    • タグ付きPDFは、検索エンジンで内容が正確に解釈されやすく、より多くの人に見つけてもらうことが可能です。
  4. リフロー表示への対応
    • タグ付きPDFは、画面サイズに応じてテキストを再配置する『リフロー表示』に対応しやすく、スマートフォンでも読みやすく表示できる可能性があります。ただし、ビューアや文書の構造に依存する場合があります。
  5. 法規制や標準への準拠
    • 多くの国や地域で、公共機関や企業にアクセシビリティ対応が義務付けられている中、タグ付きPDFはこれらの要件を満たすための重要な手段となっています。
  6. 業務効率化
    • タグを利用して文書を他の形式(例: HTML、Word)に変換する際、構造を保った高品質な変換が可能です。
    • 一度作成した文書を複数の用途に再利用できるため、ドキュメント制作の効率が大幅に向上します。

サンプルPDFファイルを作成して、タグあり、なしを比較する。

ここからは、Microsoft Wordで作成したPDFファイル2つ(タグありとタグなし)を比較しながら、文書の構造化、AIによる理解度、HTML変換における効果などについて詳しく説明していきます。

Adobe Acrobatでツリー表示して、文章の構造化を見る

Adobe Acrobatでアクセシビリティタグの表示を使うことで簡単にPDFのタグを見ることができます。
今回作成したサンプルPDFは以下から閲覧出来ます。

タグなしPDFのツリー表示

タグなしPDFのツリー表示
Adobe Acrobatでアクセシビリティタグの表示をしてもタグがないという表示

タグありPDFのツリー表示

タグありPDFのツリー表示:実際のツリー例1 文章
こちらはタグ付きPDFでのツリー表示で<H1>の文章の表示
ツリー例 画像の箇所
画像の部分はFigureと表示される。画像サイズが表示されている
ツリー例 表の部分
表の見出し部分の表示。THeadとして表示されている

スクリーンリーダーでの違い

最初のサンプルではスクリーンリーダーでの違いが見られなかったため、新しいサンプルPDFを作成し、MacのAdobe Acrobatで検証を行いました。

タグなしPDFでは、冒頭のタイトルとして設定した「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」や、イラストによって分断された文章を、一つのまとまった文章として認識できず、個別の文として読み上げました。一方、タグ付きPDFでは、タグによって文章のつながりが認識され、適切な読み上げが実現できました。今回のサンプルでは大きな違いは見られませんでしたが、タグ付きPDFはタグの上から下へと読み順が明確になるため、複雑なレイアウトの文書で特に効果を発揮すると考えられます。

リフロー表示への対応

MacとWindowsのAdobe Acrobatでリフロー表示を試してみましたが、タグ付きPDFでも表示されないケースがあり、表示された場合でも期待通りの結果は得られない場合がありました。

なお、iPhoneのAdobe Acrobat Readerでは、タグのありなしに関係なくリーディングモードでの表示が可能でした。

AIにおける理解度の違い

それでは、タグあり、なしのPDFを使って、AIの理解度の違いを調べて見ましょう。今回は、ChatGPTとマインドマップが作成できるMapifyを使って調べて見ました。

ChatGPT 4oによる要約文の結果

以下は、タグありとタグなしのPDFを添付し、「添付のPDFの内容を200文字程度で要約してください」と依頼した際の結果です。

タグなしPDFでの要約文

このPDFは、「効果的なAIプロンプトの作成」に関するガイドです。AIとの対話でより良い結果を得るためのプロンプト作成技術を解説しています。基本原則として「明確性と具体性」「文脈の提供」「段階的アプローチ」を挙げ、目的別のプロンプト例や、曖昧さ回避や情報過多防止といった注意点も紹介。さらに「ロールプレイ」や「フィードバックループ」などの高度な戦略も含まれています。実践と改善を通じてスキルを高める重要性が強調されています。

タグありPDFでの要約文

このPDFは、AIプロンプトの効果的な作成方法について詳述したガイドです。プロンプトの基本から応用までを扱い、特に「明確性」「具体性」「文脈提供」が重要であると強調しています。実践的なテクニックとして、目的の明確化、フォーマット指定、制約条件の設定、例示の活用を挙げています。さらに、ロールプレイやフィードバックループを用いた戦略や、曖昧さ回避、情報過多防止の方法も説明しています。継続的な改善を通じて、プロンプト作成スキルの向上を目指す内容です。

この2つの比較から分かるように、タグなしPDFは構造が明確でないため、情報の整理や理解が困難になることがあります。一方、タグ付きPDFでは、見出し、表、箇条書きなどが正確に認識され、情報が体系的に整理されています。

表における理解度比較

ChatGPT 4oを使用して、タグありPDFとタグなしPDFの2種類のファイルに対して「目的別プロンプト効果の比較」の表の要約を依頼し、その結果を比較しました。

タグなしPDFの要約:
  • ビジネス文書作成: 基本的なプロンプトでは一般的な内容のみ得られるが、効果的なプロンプトでは詳細な市場分析や実用的な提案が可能。
  • プログラミング支援: 基本的なプロンプトは浅い提案のみ提供されるが、効果的なプロンプトではエラーの根本原因特定と再発防止のアドバイスが得られる。
  • 教育コンテンツ作成: 基本的なプロンプトは抽象的だが、効果的なプロンプトでは対象年齢に適した説明と具体的な学習方法が提供される。
  • マーケティング分析: 基本的なプロンプトでは表面的な比較のみだが、効果的なプロンプトでは具体的なデータと実用的な戦略が得られる。
  • クリエイティブ作業: 基本的なプロンプトは一般的な内容に留まるが、効果的なプロンプトでは感情的な訴求力や具体的なエピソードが含まれる。

タグありPDFの要約
  • ビジネス文書作成: 競合分析やターゲット層の明確化、具体的な販売戦略が得られる。
  • プログラミング支援: エラーの原因を特定し、文脈を考慮した修正案とテストケースを提供。
  • 教育コンテンツ作成: 生徒のレベルに応じた説明、図解、実験案、テストなど多様な学習要素が含まれる。
  • マーケティング分析: 価格帯、差別化ポイント、SNS活用方法を含む詳細な分析と新規参入戦略への示唆が得られる。
  • クリエイティブ作業: ブランドストーリーが感情的に訴求力のある内容で構成され、具体的なエピソードが追加される。

タグなしPDFは表の内容自体を読み取ることはできますが、表形式を正確に認識できず、情報が段落として処理されてしまいます。そのため、構造が曖昧になり、要約が困難になります。一方、タグ付きPDFでは表の構造が正確に保持され、各用途のプロンプト効果が明確に区分されているため、スムーズな要約が可能です。特に表形式の情報を含む場合、タグ付きPDFは効率的かつ正確な情報伝達という大きな利点があることが明らかになりました。

画像の理解度比較

画像についての理解度は、残念ながら、MacならびにWindowsのMicrosoft Wordで図に代替テキストを記載しましたが、PDFのタグには図のサイズのみが記載されて、代替テキストのタグは付けられませんでした。

ただし、タグあり・なしのPDFを確認したところ、1ページ目には「より良いプロンプトを使って効果をあげるイメージ」と説明された画像が含まれていることはChatGPTに認識されていました。

PDFの構造理解度の比較

次に、AIマインドマップ作成ツールのMapifyを使用して、タグありPDFとタグなしPDFの違いを比較検証しました。以下は、「PDFの内容をマインドマップに変換してください」という依頼に対してMapifyが生成したマインドマップの例です。並べ替えや編集は一切していない状態です。

タグなしPDFでMapifyを使って作成したマインドマップ

タグなしPDFでMapifyを使って作成したマインドマップ
タグなしPDFでMapifyを使ってマインドマップを作成したもの。
全体像は把握できるものの、階層構造が浅い。

タグありPDFでMapifyを使って作成したマインドマップ

タグありPDFでMapifyを使ってマインドマップを作成したもの。
体系的に細かくマップ化されている。

タグ付きPDFでは情報が階層的かつ詳細に整理され、内容を体系的に理解しやすいマインドマップが生成されます。これに対し、タグなしPDFでは全体像は把握できるものの、階層構造が浅く、詳細情報や具体例が欠落しがちです。このため、特に複雑な情報を扱う場合、タグ付きPDFの方が優れた結果を提供します。

HTMLへの変換

JPedalのようなPDF開発ツールを利用することで、タグありのPDF、すなわち構造化されたPDFをXMLやHTMLへ変換することができます。下記はJavaのPDFライブラリーのJPedalを使ってタグ付きPDFをHTMLに変換したページです。

Adobe Acrobatで見たツリー表示のH1、H2などの見出しや、段落(P)、リスト項目(LI)、表(行、列、セルの構造を明示)等が正しくHTMLへ変換されています。変換されたHTMLは、CSSメディアクエリを活用することで、様々な画面サイズに対応したレスポンシブデザインの実装が可能です。タグ付きPDFから変換される見出しや段落、表などの要素は、画面サイズに応じて適切にレイアウトを調整できる構造を持っています。

下記の変換したHTMLページは、JavaのPDFライブラリーJPedalで変換したHTMLファイルをそのままWebサーバに置いたものです。

書き出されたHTMLの一部(抜粋して編集しています)

				
					<!-- Created from JPedal -->
<!DOCTYPE html>
<html>
    <body>
        <p>効果的なAIプロンプトの作成ガイド:</p>
        <p>より良い結果を得るための実践的アプローチ</p>
        <p>人工知能(AI)システムとの対話が日常的になった現代において、効果的なプロンプト(指示文)の作成は、望む結果を得るための重要なスキルとなっています。本ガイドでは、AIシステムから最適な結果を引き出すためのプロンプト作成の基本から応用まで、実践的なアプローチを解説していきます。</p>
        <h1>プロンプトとは何か</h1>
        <p>プロンプトとは、AIシステムに対して私たちが入力する指示や質問のことです。単なる質問や命令以上に、AIとの対話を成功に導くための重要な橋渡しの役割を果たします。効果的なプロンプトは、明確な目的、適切な文脈、そして具体的な期待を含み、AIシステムがユーザーの意図を正確に理解し、期待される出力を生成することを可能にします。</p>
        <section>
            <p>図 1:より良いプロンプトを使って効果をあげるイメージ </p>
            <figure></figure>
        </section>
        <figure></figure>
        <h1>効果的なプロンプト作成の基本原則</h1>
        <h2>明確性と具体性</h2>
        <p>プロンプトの作成で最も重要な原則は、明確性と具体性です。曖昧な表現や抽象的な指示は、期待とは異なる結果を招く可能性が高くなります。例えば、「良い文章を書いて」という指示よりも、「環境問題について、高校生向けに1000文字程度の説明文を書いてください。具体的な例を2つ以上含め、解決策も提示してください」というように具体的に指示する方が、望む結果に近づきやすくなります。</p>
        <h2>文脈の提供</h2>
        <p>AIシステムは与えられた情報のみに基づいて応答を生成します。そのため、必要な背景情報や文脈を適切に提供することが重要です。例えば、特定の業界や専門分野に関連する質問をする場合、その分野特有の用語や常識的な前提を明示的に説明することで、より正確な応答を得ることができます。</p>
        <h2>段階的なアプローチ</h2>
        <p>複雑な課題に対しては、一度に全てを要求するのではなく、段階的なアプローチを取ることが効果的です。最初に基本的な情報や方向性を確認し、その結果に基づいて詳細な指示を追加していく方法です。これにより、プロセスの各段階で結果を確認し、必要に応じて軌道修正することが可能になります</p>
                <h1>目的別プロンプト効果の比較 </h1>
        <table>
          <tbody>
                <tr>
                    <th>ビジネス文書作成(企画書) </th><th>「新商品の企画書を書いて」 </th><th>・一般的で表面的な内容・具体性に欠ける提案・構造が不明確 </th><th>「20代女性向けのスキンケア商品の企画書を作成してください。以下の要素を含めてください:・市場分析(競合製品3つ以上)・ターゲット層の具体的なペルソナ・製品の差別化ポイント3つ・価格設定の根拠・販売チャネル戦略文字数は1500字程度でお願いします」 </th><th>・明確な市場分析・具体的な製品提案・論理的な価格設定・実行可能な販売戦略・適切な文量での提案 </th>
                </tr>
                          </tbody>
        </table>

         <h2>効果的なプロンプト作成のための主要ポイント</h2>
        <h3>1.具体性と詳細さ</h3>
        <ul>
            <li>•目的と対象を明確に指定</li>
            <li>•必要な要素を箇条書きで列挙</li>
            <li>•期待する成果物の形式を明示</li>
        </ul>


    </body>
</html>

				
			

まとめ

タグ付きPDFは、文書内の構造や要素に「タグ」を付与し、その意味や役割を明確にした革新的な文書形式です。これは、従来のPDFが抱えていた文書構造の明確化や再利用性の課題に対する、現代のデジタルニーズに即した解決策となっています。

本記事の限られた実験結果からも、AIによる効率的な情報抽出、リフロー表示、スクリーンリーダー対応という主要な効果が確認できました。また、世界各国で求められるアクセシビリティ要件を満たす可能性を持つ文書形式として注目を集めています。

業務においては、文書を他の形式(HTML、Word等)に変換する際、構造を維持した高品質な変換が可能です。これにより、一つの文書を複数の用途に再利用でき、レスポンシブ対応やドキュメント制作の効率が飛躍的に向上します。さらなる実証実験は必要ですが、タグ付きPDFは、アクセシビリティ、データ活用、業務効率化など、現代のデジタル社会の多様なニーズに応える重要な文書形式として確立されつつあります。

残念ながら、政府発行の白書や多くの企業のドキュメント等はPDFで提供されているものの、ほとんどがタグ付きPDFになっていません。特に企業においては、社内文書のタグ付きPDF化を進めることで、AIによる文書解析の精度向上、業務効率化、さらにはナレッジマネジメントの高度化など、これからのデジタルトランスフォーメーションに向けた大きなメリットが期待できるのではないでしょうか?

タグ付きPDFを構造化されたHTMLに変換するには、PDF開発に欠かせないJavaのPDFライブラリ「JPedal」がおすすめです。

また、PDFドキュメントをHTML5やSVG形式に高精度で変換できるソフトウェア「BuildVu」を活用することで、ウェブサイトでの表示や検索エンジン最適化が飛躍的に向上します。

投稿 タグ付きPDF入門:試して分かった!AI活用とアクセシビリティ株式会社インターワーク に最初に表示されました。

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