fbpx

「PDFが開けないときは」という案内は親切? いえいえ、恥です

ネットのPDFが開けない・見られないユーザ対応をしていますか? 「PDFが見られないときは」の解説文を載せている? それは時代遅れです。もっと根本的に解決できる方法が普及してきました。しかも手軽です。
「PDFが開けないときは」という案内は親切? いえいえ、恥です

家電メーカーのサイトには取扱説明書PDF、役所のサイトには各種手続きPDFが載っています。そのそばに「PDFが開けないときは」とか「PDFが見られないときは」という案内も、よく見かけます。FAQ(よくある質問コーナー)にも対処方法が載っています。

こうした案内を見慣れたせいか、不思議に思うことがなくなっていました。「PDFを開けないときは」という案内を載せるのは親切だとすら思い込んでいました。HTML5/SVGを知るまでは…。

「PDFが開けないときは」の案内が必要なことが不親切

「PDFが開けないときは」の案内は、親切なんかではありません。案内が必要になること自体が不親切なのです。なぜなら、情報を探してサイトにたどり着いた人に、こんどはPDFの開き方まで調べさせるという理不尽な仕打ちをしているからです。場合によっては、端末の設定を変えたり、PDFビューアアプリをインストールするように求めたり、かなりの手間を要求しています。

もしこれがネット通販サイトだったら、PDFの商品案内が見られないお客さまの多くが、別のショップサイトに行ってしまうでしょう。手間がかかればカゴ落ちが起こるのは当然です。

紙の印刷物と同じ体裁の情報をネットで提供できるメリットから、PDFはよく使われてきました。そうできるのがPDFぐらいだったので、見られない人が出るのはしょうがないと、いままでは妥協してきたわけです。

「PDFが見られないときは?」を不要にする方法

しかし、ここ何年かで状況は変わりました。新しいHTML規格であるHTML5とSVGが普及し始めて、印刷物なみの精度で文字や図形をブラウザで表示できるようになりました。電子書籍やデジタルブック(電子カタログ)の業界でもHTML5/SVG方式で表示するものが増えています。
同時に、PDF文書をHTML5/SVGに変換するツールも増えてきました。その中にはPDFの“見た目”をそのままに変換することが売り物のツールもあります。

つまり、これまでPDFで公開していた取説や行政文書などを、変換ツールでHTML5/SVGに変換し、サイトに掲載するというシンプルな手順でよくなります。閲覧するユーザ側では、端末が標準搭載しているブラウザだけで閲覧できます。PDF不要なので「PDFが見られない人へ」という案内もいりません。

PDF変換の分野で約20年の歴史を持つIDR Solutions(英国)が開発したBuildVu(ビルドビュー)は、PDFの体裁そのままで文書も図面も正確にHTML5/SVGに変換するPDF変換ツールです。DTPやCADの日本語版アプリで出力したPDFもキチンと変換できます。タテ書き、ルビ付きの日本語にも、もちろん対応しています。

下図は、典型的な操作解説書の一部です。BuildVuでの変換前後で、見た目の違いはありません。

図(右)は、操作解説書をBuildBuで変換したもの、図(左)がオリジナルのPDF版です。

図(右)は、操作解説書をBuildBuで変換したもの、図(左)がオリジナルのPDF版です。

下図は、建築図面(ベクター画像)をBuildVuで変換した例です。細部まで正確に変換されています。

図(右)は、建築図面(ベクター画像)をBuildVuで変換したもの、図(左)がオリジナルのPDF版です。

取説をPDFに? 行政文書をPDFに? それなら、新しいHTML技術を使って「PDFが見られない」問題を根本的に解消してみませんか? HTML5/SVGは今後もHTML規格の主流として長く利用されるでしょう。PDFからHTML5/SVGに乗り換えたり、HTML5/SVGについて調べてみる価値は十分にあります。

お使いのPDFファイルをHTML5/SVGに変換して、表示の正確性や端末ごとの表示の違いなどをご自身でお試しいただくことができます。ぜひ下記でご案内しているBuildVuオンラインコンバーターでご確認ください。

BuildVuについて

BuildVuは、雑誌や図面などをHTML5/SVGで“見た目”どおりに表示するツールとして20年以上の実績があります。PDFからHTML5/SVGへの変換ツール、HTML5/SVGビューアは、ぜひBuildVuにお任せください。
PDFからHTML5/SVGへの変換入門は、こちらをご覧ください

ぜひ今すぐにBuildVuで、あなたのPDFファイルをHTML5に変換してみてください。変換と専用ビューアでの閲覧をこちらからお試しいただけます(メールアドレスの登録不要、無料です)
BuildVuオンラインコンバーター※1
https://www.idrsolutions.com/ja/online-pdf-to-html5-converte

※1 開発元のIDRsolutions社の提供するサービスです。

    Facebook
    Twitter
    Email
    公式ブログロゴ

    製品に関する記事や開発者のブログ

    PDFが引き起こす、ウェブサイトにおける5つの深刻な課題

    PDFの悩みを一気に解決!BuildVu(ビルドビュー)が実現する、次世代のドキュメント戦略とは?
    レイアウトを保ったまま、検索性やモバイル対応を実現。社内の膨大な情報資産を、誰もがアクセスしやすいHTMLに自動変換。BuildVuで、ビジネスに眠れる情報の力を呼び覚ましましょう!

    PDFってこうなってる? 実践でPDFの内部構造を学ぼう Part 7:色を操るグラフィックスステート

    今回は、画面に色を付けてみましょう。その過程で、グラフィックスステート(グラフィックス状態)について説明します。PDFファイルには、グラフィックスステートというデータ構造が関連付けられています。このデータ構造には、グラフィックスの描画方法を記述する情報が格納されます。現在の色や使用可能な色などの値がグラフィックスステートに保存されます。また、現在のクリップ、変換行列、線に対して行える面白い操作、ユーザー空間(PDFの座標系)からデバイス空間(モニター)へのグラフィックスの描画方法を変更するその他の命令など、様々な要素が含まれます。

    PDFってこうなってる? 実践でPDFの内部構造を学ぼう Part 6:パスで図形を描こう

    「Part 4: 白紙のPDFページを自作する」で示したように、PDFはストリームオブジェクト内にある一連のコマンドを使って描画されます。これらのコマンドを通じて、PDFビューアーはページ上に表示される全コンテンツを描画する方法を理解できます。この記事では、グラフィックコマンドを探究し、ページ上に数本の線を描画するPDFをテキストエディタで作成します。

    PDFファイルを扱うシステム開発・ウェブ開発に役立つ

    開発者向けPDF入門ガイド

    開発者向けPDF入門ガイド

    PDFの基礎から応用まで開発者のための入門ガイド2024年版

    PDF の仕様や活用方法など、開発者に必要な情報がコンパクトにまとめました。初めてPDFを扱う開発者にも分かりやすく、基礎から応用までカバーしているため、PDF のポテンシャルを最大限に引き出し、アプリケーション開発やドキュメント管理の効率化を図るための手引きとなるでしょう。技術的な側面に興味がある開発者だけでなく、ビジネスでPDFを有効活用したい方にもおすすめの一冊です。

    MENU
    PAGE TOP
    ロボット
    PDFソフトウェアの開発に役立つ情報をメールでお届けします