fbpx

CCITT圧縮とは?

CCITTは、2色の画像(通常は白黒)を圧縮するために使用される可逆圧縮フォーマットです。これは、TIFF圧縮に使用されます。
開発者ブログ

著者 Mark Stephens (IDRsolutions)  翻訳 インターワーク

CCITTとは何の略ですか?

CCITTの頭文字は、1956年に設立されたComité Consultatif International Téléphonique et Télégraphiqueに由来します。この国際グループ(さらに古い国際電気通信連合の一部)は、標準規格を定義しました。

CCITTはどのようにデータを圧縮しますか?

CCITTの圧縮方式にはいくつかのバージョンがあり、一般的にグループ3とグループ4と呼ばれています。 グループ3では各行を個別にエンコードするのに対し、グループ4では前の行を参照しながらエンコードします。

CCITTではハフマン・エンコードと呼ばれる技法を使い、データをより小さな圧縮ストリームに圧縮します。可変長のキーの辞書を作成し、最も一般的なデータパターンに最も短いキーを割り当てます。単一色の長い繰り返しピクセルを含む画像に最適です。

CCITTの使い方は?

CCITTの最初の大きな用途は、ファックスで送信される画像のサイズを小さくすることでした。 最近では、画質を落とさずにファイルサイズを小さくするために、Tiff画像やPDF文書に使われています。

CCITTは一般的に、何か他のもの(ファックス、TIFFリーダー、PDFライブラリ)の一部として使われるため、「スタンドアロン」のCCITTソフトウェアはあまりありません。しかし、ほとんどのTIFFやPDFライブラリでは、十分なサポートがあります。生のCCITTデータがあれば、それにいくつかのデータを追加することで、TIFF画像ファイルに変換することができます。

CCITTを圧縮または解凍するオプションが必要な場合、JDeli Imageライブラリの機能をお使いください。

Javaで画像を扱う開発には多機能・高性能な開発ライブラリー(SDK) JDeliがきっとお役に立つことと思います。JDeliは無料で試用していただけます。画像フォーマット変換の機能や動作速度などを、まずはご自身の環境でご確認のうえ、ぜひ導入をご検討ください。

    Facebook
    Twitter
    Email
    公式ブログロゴ

    製品に関する記事や開発者のブログ

    PDFファイルを扱うシステム開発・ウェブ開発に役立つ

    開発者向けPDF入門ガイド

    開発者向けPDF入門ガイド

    PDFの基礎から応用まで開発者のための入門ガイド2024年版

    PDF の仕様や活用方法など、開発者に必要な情報がコンパクトにまとめました。初めてPDFを扱う開発者にも分かりやすく、基礎から応用までカバーしているため、PDF のポテンシャルを最大限に引き出し、アプリケーション開発やドキュメント管理の効率化を図るための手引きとなるでしょう。技術的な側面に興味がある開発者だけでなく、ビジネスでPDFを有効活用したい方にもおすすめの一冊です。

    MENU
    PAGE TOP
    ロボット
    PDFソフトウェアの開発に役立つ情報をメールでお届けします