いちばんよいPDF→HTML変換ツールはどれ？ 探し方と選び方

PDFからHTML(HTML5やSVGを含む)に変換したいとき、初めての方は検索エンジンで探すでしょう。すると検索結果には、たくさんの変換ツールが表示されます。しかし一言でPDF→HTML変換ツールといっても、文字データを抜き出す程度のものから、PDFの表示そっくりに変換するものまでいろいろです。用途や重視するのが何かによっても最適なツールは変わります。そこでPDF→HTML変換ツールを選ぶときに押さえておきたい6つの評価項目を紹介します。

PDF→HTML変換ツールを選ぶときの評価項目

評価項目① アプリ VS Webサービス

PDF→HTML変換ツールは、PDFファイルを入力してHTMLファイルを出力しますが、その処理をWebサーバ上で行うのがWebサービス方式で、PCなどで行うのがアプリ方式です。Webサービスは、PCなどの機器を用意する必要がないのでお手軽です。
アプリ方式は、PC/サーバ/端末で変換アプリが動作します。多くはアプリのインストールが必要です。繰り返し変換するなら、アプリの方が使いやすいでしょう。

しかし最も便利なのは両方に対応している製品です。テスト段階はWebサービスで気楽に試し、本格的な利用時はアプリで使えるのがいちばん便利です。

評価項目② 無料 VS 有料

無料でも高機能なものはあります。むしろ無料/有料の差が出るのはサポート面です。有料のものは、購入前に「このような変換はできるか？」と相談したり、変換の不備を指摘しておくと将来的に対応してもらえる可能性が高くなります。
業務で使う場合、ライセンスや品質保証、セキュリティ確保の点からも有料版の方が安心でしょう。

評価項目③ 日本語(縦書き、ルビなど)に対応?

「ヨコ」書き文書しか変換しないつもりでいても、図表のなかに「タテ」書きが含まれていることがあります。この点を忘れがちなので注意が必要です。
縦書きの日本語で、ルビ(フリガナ)も付いている文書が正しく変換できるか確かめましょう。とくに海外製の変換ツールの場合、詳しいチェックが欠かせません。

評価項目④ 必要なのは、文字データ抜き出し VS 見た目通りの表示

PDFは範囲選択してコピペしても、うまく文字(コード)を抜き出せないことがあります。HTMLに変換すれば文字データを抜き出しやすくなります。これが目的の場合は、段組みや表のある文書、ルビのある文書を変換して、うまくコピペできるか試しましょう。

一方でPDFの“見た目”どおりのHTMLを出力するのが得意な変換ツールもあります。スマホユーザに嫌われているPDFをやめて、サイトをすべてHTML形式に変えるなら “見た目”重視の変換ができるか確かめましょう。

評価項目⑤ フォームに対応?

PDFフォームは、記入欄の入ったPDFファイルを配布して、記入して保存したPDFファイルを回収します。日本語でフォームに記入したPDFをきちんと変換できるか確認しましょう。記入内容をExcelやデータベースに組み込みやすい形式に変換(出力)できるかも確認しましょう。

評価項目⑥ 建築や電気、CADなどの図面(ベクター画像・ドロー画像)に対応?

図面では、ズレが致命的なトラブルにつながる場合があります。図面を含む文書を変換するのなら、ベクター画像やドロー画像が変換できると明示している変換ツールを選ぶべきです。そのうえで実際の図面を使って、正しく変換できるか確かめましょう。

BuildVuを最初に試すと手間を省けます

何年か前、弊社はPDF→HTML変換ツールを探していました。まさに上記の評価項目で、数限りない変換ツールを試しました。そしてたどり着いたのがBuildVu(ビルドビュー)です。その後に日本総代理店になりました。ということで自信をもってBuildVuをお薦めします。

PDF→HTML変換ツールを検討するならBuildVuを最初にお試しください。高機能でビジネスクラスのサポート品質を備えたBuildVuは、HTML5やSVGといった最新のHTML技術に対応しています。Webサービスで変換テストすることもできます(下記参照)。最初にBuildVuをお試しいただき、PDF→HTML変換ツールを探す手間と時間を節約してください。