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公開情報がPDFだけ? HTML変換して"見られる化"

企業や役所がPDFで公開情報を掲載するだけでは不十分です。スマホユーザーの不満やアクセス解析の限界を解消するには、PDFをHTMLに変換してサイトに掲載する方法が効果的です。

(更新:
BuildVuPDFHTML変換
公開情報がPDFだけ? HTML変換して"見られる化"

企業や役所、団体は、プレスリリースや年次報告書、各種ガイドラインなど、さまざまな情報をウェブサイトで公開しています。なかでも公開情報、公開資料、報道発表資料などはPDF形式で掲載されることが圧倒的に多いのが現状です。しかし、PDF掲載だけに頼る運用は、スマートフォン全盛の時代においていくつかの深刻な問題を抱えています。この記事では、PDF掲載の具体的な問題点と、HTMLへの変換による解決策をご紹介します。

PDFの問題点1:スマホユーザーはPDFを歓迎していません

総務省の調査によれば、日本のインターネット利用端末はスマートフォンが最多であり、もはやパソコンでの閲覧を前提としたPDF中心の情報公開は時代に合わなくなっています。

スマートフォンでPDFを閲覧する際には、以下のような問題が発生します。

  • 文字が小さくて読めない - PDFはA4サイズなどの固定レイアウトで作成されているため、スマートフォンの小さな画面では文字が極端に小さくなります。読むためにはピンチ操作で拡大し、横にスクロールしながら読み進める必要があります
  • ダウンロードに時間がかかる - PDFはファイル全体をダウンロードしないと表示が始まりません。数十ページの資料なら数MBに達することも珍しくなく、モバイル回線では表示までに長い待ち時間が発生します
  • ビューアーが必要な場合がある - iOSでは標準でPDFを開けますが、Androidの一部機種では別途PDFビューアーアプリのインストールが必要な場合があります

通勤電車の中や外出先でスマートフォンから資料を確認したいユーザーにとって、PDFは快適とはいえない形式です。「PDFだからあとで見よう」と後回しにされ、結局読まれないままになるケースも少なくありません。

PDFの問題点2:ページごとの閲覧数やアクセス状況がわからない

HTMLページであれば、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを使って、ページごとのPV(ページビュー)、滞在時間、離脱率、流入経路などを詳細に分析できます。「どのページが最も読まれているか」「どこでユーザーが離脱しているか」といったデータに基づいてコンテンツを改善していくことが可能です。

一方、PDFの場合はどうでしょうか。

  • 把握できるのはダウンロード回数のみ - PDFが何回ダウンロードされたかはわかりますが、その先がわかりません
  • どのページが読まれたかは不明 - 100ページの報告書でも、ユーザーが実際に読んだのが1ページだけなのか、全ページなのかは区別できません
  • 滞在時間や離脱ポイントも不明 - ユーザーがどの部分で興味を失ったのかを知る手がかりがありません
  • A/Bテストが困難 - HTMLであれば見出しやレイアウトを変えたバージョンを比較テストできますが、PDFでは実質不可能です

アクセス解析に基づいたコンテンツ改善(PDCA)ができないのは、情報発信の観点から大きな機会損失といえます。

PDFの問題点3:検索エンジンからの流入に不利

検索エンジンはPDFファイルもインデックスしますが、HTMLページと比べると不利な点があります。PDF内のテキストは構造化されていないため、検索エンジンが内容を正確に理解しにくく、検索結果での表示順位が下がる傾向にあります。また、検索結果からPDFに飛んだ場合、ユーザーは必ず1ページ目から表示されるため、目的の情報にたどり着くまでにスクロール操作が必要になります。

解決策:HTMLに変換してサイトに掲載する

こうした問題を一挙に解決できるのが、PDFをHTMLに変換してサイトに掲載する方法です。BuildVu(ビルドビュー)を使えば、PDFの見た目を忠実に保ったままHTMLに変換できます。

BuildVuの特長は以下のとおりです。

  • 複雑なレイアウトも正確に変換 - 段組み、表、図表など、PDFの視覚的な体裁をそのまま再現します
  • 日本語の縦書きやルビにも対応 - 日本語特有の組版にも対応しており、和文ドキュメントの変換に適しています
  • 図面や図表もズレなく再現 - CAD図面や技術図表など、精密なレイアウトが求められる資料でも高い再現性を発揮します
  • サーバーサイドでの自動変換 - APIを通じてサーバー上で自動的に変換処理を行えるため、大量のPDFを一括処理するワークフローにも組み込めます

ギガ節約でテンポよく閲覧できるHTML

HTMLに変換することの最大のメリットの1つが、通信量の大幅な削減です。BuildVuはPDFの各ページを個別のHTMLファイルとして生成します。100ページの資料であっても、ユーザーが閲覧しているのは表示中の1ページ分だけです。

この仕組みにより、データ通信量は劇的に削減されます。たとえば、50MBのPDF資料の30ページ目を見たい場合、PDFでは50MB全体のダウンロードが必要ですが、HTMLなら数百KB程度のデータ量で該当ページだけを表示できます。データ通信量に制限のあるモバイル回線を使うスマートフォンユーザーにとって、これは非常に大きなメリットです。

読まれるページをきちんと把握できるHTML

HTMLに変換してサイトに掲載すれば、各ページが独立したURLを持つため、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールで、ページごとの閲覧状況を詳細に把握できます。「第3章が最も読まれている」「付録はほとんど閲覧されていない」といったデータが得られるため、次回の資料作成時に内容の優先度や構成を最適化できます。

さらに、HTMLは検索エンジンにもインデックスされやすいため、SEO効果による自然検索からの流入増加も期待できます。これまでPDFの中に埋もれていた情報が、検索結果を通じて必要としているユーザーに届くようになります。

用語解説

  • 情報公開 - 行政機関が保有する情報を開示する制度。情報公開法に基づく
  • 公開情報 - 企業や組織が一般に公開している情報全般
  • 公開資料 - 公に提供されている資料。決算資料やIR資料なども含む
  • 報道発表資料 - プレスリリースとして報道機関に提供される資料

PDFからHTMLへの変換については、BuildVu製品ページで詳しくご紹介しています。無料トライアルもご用意していますので、ぜひお試しください。

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