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BuildVuは単一のファイルで出力できますか?

BuildVuには、コンテンツの生成方法を制御する様々な設定があります。

デフォルトでは、BuildVuはページごとに個別のファイルを生成し、個々のアセットも外部参照またはファイル内に埋め込みます。BuildVuにはシングルファイルモードもあり、すべてのページを1つのHTMLファイル内に埋め込みます。

シングルファイルモードを使用する際は、パフォーマンスを考慮することが重要です。PDFファイルはランダムアクセスを前提に設計されており、PDFリーダーは文書全体を読み込むことなく個々のページを表示できます。IDRViewerは個々のページを動的に読み込むことでこの動作を模倣します。

しかしシングルファイルモードでは文書全体が一括で読み込まれます。複雑な文書やページ数の多い文書は読み込みが遅くなり、ウェブブラウザが応答しなくなる(特にモバイル端末で)場合やクラッシュすることさえあります。したがってシングルファイルモードは小規模な文書、または文書がブラウザで読み込まれないワークフローでのみ使用することを推奨します。

これらの設定オプションは以下の通りです:

BuildVuのコンテンツモード(IDRビューアを含まない書き出し方法)をご利用の場合、生成されたコンテンツは後処理がしやすいように設計されています。後処理として、ページを1つのファイルにまとめることも可能です。

Base64でフォントを埋め込むと、BuildVuがページ間でフォントを共有できなくなるため、変換後のファイルサイズが大きくなり、ドキュメントの読み込みが遅くなります。

また、すべてのページを1つのファイルに埋め込む場合、パフォーマンスを考慮することも重要です。PDFファイルはランダムアクセスできるように設計されており、PDFリーダーは文書全体を読み込むことなく、個々のページを表示することができます。

一方、Webブラウザは、読み込み時にHTML文書全体を解析してレンダリングします。つまり、すべてのページが1つのファイルに含まれている場合、複雑な文書やページ数の多い文書は読み込みに時間がかかり、ウェブブラウザがハングアップしたり、クラッシュしたりする可能性があります(特にモバイルデバイスの場合)。

そのため、IDRViewerでは個々のページをオンデマンドで動的に読み込むことを推奨しています。

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